目次
1.ものづくり補助金て何だっけ
以前、このブログにて私が経営革新等支援機関として認定いただいた旨お知らせしたところでした。
中小企業の皆様に、あれやこれやのお国の施策を受けるお手伝いをするのがこの機関の役割でした。
そのあれやこれやの施策の中でも、一番人気なのがこの「ものづくり補助金」です。
専門家の間では「もの補助」の愛称で親しまれている、と勝手に思っています。
最大1000万円の補助金であり、中小企業の皆様には大助かりの仕組みです。
ちなみに正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」といいます。
平成30年度補正「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の2次公募について(2019.8.19 全国中央会)
2.平成30年度二次公募の採択結果が公開
タイトルの通り、採択結果が公開されました。そこで、早速採択案件リストを眺めてみました。
当方京都市にて開業しておりますので、京都府の案件を重点的に眺めました。
他の地域と同様、新技術の開発・取り組みが多いわけです。一方、外国人観光客増に伴う需要増に対応する取り組み、西陣織など伝統技術を応用した新たな取り組みなども採択されており、地域性が出ている印象です。
これらの案件の採択を支援している認定支援機関の顔ぶれを眺めますと、金融機関が多いです。これは京都に限らず全国的な傾向のようです。
新規投資案件には新規資金需要あり、で、採択の支援が自分たちのビジネスチャンスに直結しますので、経営環境が苛烈さを増す地方金融機関が必死に力を注ぐ様子が見て取れます。
われわれコンサルティング事業者も負けずに励まねばなりません。
中小企業の皆様におかれましては、ご自身の事業に近い採択事例を眺めていただき、ご自身がこの「もの補助」採択を狙いに行く際のご参考としていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。